豪雨被災地新宮市でこいのぼり
2022年04月22日 19時41分
新宮市の新緑が美しい熊野川地区の休耕田の脇できょう(22日)こいのぼりが揚げられました。
2011年の紀伊半島豪雨で地区も被災し、毎年住民が楽しみにしていたこいのぼりが流出しました。復興の願いを込めて全国からこいのぼりが寄せられ、災害の翌年から掲げられています。
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、おととしは中止になり、去年は規模を縮小しています。主催した、住民代表の下阪殖保(しもさか しげやす)さん75才は、「コロナの収束とウクライナの平和を願いながら作業した。少しでも明るい話題になればうれしい」と話しています。