【新型コロナ】新規感染311人感染 クラスター3件
2022年04月20日 19時46分
和歌山県はきょう(4/20)、新型コロナウイルスの感染者として県内で新たに311人を確認したと発表し、県内の累計感染者数は、死亡した11人を含めて3万3741人となりました。
きょう新たに感染が確認されたのは、幼児から80歳代までの男女311人で、きのう(4/19)より64人増えましたが、前の週の水曜日より53人減りました。
直近一週間の人口10万人当たりの新規感染者数は、保健所管内別でみると、新宮保健所管内が309・1人となり、3日連続で過去最多を更新した一方、県全体は、きのうより5・7ポイント下がって206・8人となり、2日連続で前日を下回りました。
この状況について、県福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は、「まだ減少傾向に入ったとは言えず。1週間くらい状況を見極める必要がある。年代別では、40代以下の、3回目のワクチン接種を受けていない人が多い世代に、感染者が増えている」と指摘し、あらためて基本的な感染対策の徹底と、3回目のワクチン接種を呼びかけました。
きょう感染が判明した311人の保健所管内別の内訳は、和歌山市が169人、橋本が37人、新宮が31人、岩出が18人、湯浅と田辺が17人ずつ、御坊が13人、海南が9人となっています。
現在、入院しているのは176人で、コロナ用病床の使用率は29・4%、自宅やホテルで療養している人は1596人となっています。
また、きょう、県内で304例目から306例目までの3つのクラスターが認定されました。このうち、和歌山市の小学校では、これまでに児童6人の感染が判明していて、今月22日まで学級閉鎖の措置がとられているほか、和歌山市の中学校では、生徒と職員あわせて7人の感染がわかっていて、あす21日までの学級閉鎖が予定されています。また、新宮保健所管内の障害者支援施設では、これまでに職員と入所者あわせて9人の感染が確認されていて、今月17日から、通所事業と新たな入所が停止されています。