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県議会IR否決・議員や傍聴者の反応

2022年04月20日 14時52分

政治社会

きょう(20日)開かれた4月臨時和歌山県議会で、県のIR区域整備計画の国への申請について反対多数で否決されたことについて、投票した議員や傍聴した市民の反応です。

賛成票を投じた、自民党県議団の玉木久登(たまき・ひさと)議員は「県内で進む少子高齢化に対抗できる手段としてIRの有効性に期待し推進してきた。きのうの特別委員会で疑問は払拭され、国に判断を仰ぐべきと思っていたが、議員個々の判断を尊重し、結果を慎重に受け止めたい」と話しています。

反対票を投じた、自民党県議団の玄素彰人(げんそ・あきひと)議員は「結果は当然のことだと思う。行政側は対応の不透明さに加え、情報開示の積極性にも欠けていたのは残念。しかし私はIR賛成派なので、もう一度和歌山県がチャレンジできるのなら、自分自身も含めて方策を高めたい」と述べました。

また、きょうの本会議を傍聴し、IR誘致に関して和歌山市民の住民投票条例制定を求める署名運動を展開し、およそ2万人分を集めた市民団体「カジノ誘致の是非を問う和歌山市民の会」の竹内良平(たけうち・りょうへい)さんは「市民や県民の声は圧倒的多数で反対だった。それが議決に反映されて大変良かったと思う。IR区域整備計画そのものが非常に不十分だったにもかかわらず、市民の声を顧(かえり)みないでここまで引っ張ってきた知事や行政側の姿勢に対する怒りは大きいし、これを踏まえて、県民・市民生活を大きく前に進める点では大きな一歩となった」と話しています。

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