任期満了に伴う高野町長選挙の投票が、きょう（１７日）行われ、即日開票の結果、現職の平野嘉也(ひらの・よしや)町長５４歳が、元町議会議員の新人候補を大差で破り、３回目の当選を果たしました。

高野町選挙管理委員会が、今夜１０時に発表した開票結果は次の通りです。敬称は省略します。

当選　平野嘉也(ひらの・よしや) 無所属・現　１６０９票
　　　所 順子(ところ・じゅんこ) 無所属・新　　２９６票

以上が、この日行われた高野町長選挙の開票結果でした。

３回目の当選を果たした平野氏は、選挙事務所でバンザイをしたあと、新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込んだ観光振興や、少子高齢化対策など、高野町のために全力で取り組みたいと、抱負を述べました。

平野氏は、１９６７年、高野町生まれで、徳島文理大学を卒業後、当時の町立高野山病院で薬剤師として勤務し、薬局長などを歴任したあと、８年前（２０１４年）の前々回選挙で、当時の現職を破って初当選し、現在２期目です。

投票率は、８０・０４％で、４年前の前回選挙に比べ、０・９８ポイント高くなりました。当日有権者数は、２４３５人でした。