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【新型コロナ】新規感染364人感染 野尻技監「再拡大中」

2022年04月13日 18時40分

社会福祉・医療

和歌山県は、きょう(4/13)新型コロナウイルスの感染者として県内で新たに364人を確認したと発表しました。一日の感染者数が350人を超えるのは2日連続で、県内の累計感染者数は、死亡した111人を含めて3万1831人となりました。

若い世代に感染者が多いと指摘する野尻技監(2022年4月13日・県庁記者会見室で)

きょう新たに感染が確認されたのは、乳児から100歳代までの男女364人で、きのう(4/12)より20人減りましたが、前の週の水曜日より40人増えました。

直近一週間の人口10万人当たりの新規感染者数は県全体が、きのうより4・4ポイント上がって221人ちょうどとなり、2月28日以来、44日ぶりに220人を超えました。また、保健所別では、新宮保健所管内が211・4人で初めて200人を超え、過去最多となっています。

保健所管内別の内訳は、和歌山市が185人、田辺が37人、岩出が33人、新宮は過去最多の30人、御坊が24人、橋本と湯浅が22人、海南が9人、県外が2人となっています。

現在、入院しているのは209人で、コロナ用病床の使用率は34・9%、自宅やホテルで療養している人は1349人となっています。

また、きょう、291例目のクラスターとして和歌山市の小規模多機能型居宅介護事業所が認定されました。これまでに職員と利用者あわせて6人の感染が確認されていて、一部のサービスの利用がストップしています。

県福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は、「いまは、総じて40歳までの若い世代の感染者が増えている。感染の再拡大が起きている状況なので、基本的な感染対策とワクチンの3回目接種をお願いしたい。特に医療や介護の関係者は、基本的な感染対策を徹底するとともに、症状が出たら勤務をせず、すぐに検査を受けてほしい」と呼びかけています。

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