くじらの博物館で供養祭
2022年04月02日 18時41分
太地町にあるくじらの博物館できょう(2日)、飼育中に死んだくじらなどを慰霊する供養祭が営まれました。
1969年に開館したくじらの博物館では、4月2日の開館記念日に合わせて供養祭を1980年以降、毎年実施していて、ことしで43回目となります。
きょうは博物館の敷地にある供養碑の前で地元の寺の住職がお経を唱える中、飼育員らが焼香しました。
きのう館長に就任した稲森大樹(いなもり・だいき)さんは、「いつも動物の命の重さを考えながら飼育している。供養碑に手を合わせ、その気持ちを新たにした」と話しました。