和歌山市に本店のある紀陽銀行と関連会社でつくる紀陽フィナンシャルグループの合同入社式がきょう（４／１）、和歌山市のホテルで行われ、新入社員が、社会人としての一歩を踏み出しました。

この春の新入社員は、紀陽銀行が１０５人、関連会社の紀陽情報システムが１７人のあわせて１２２人で、去年より１６人増えています。

きょう午前９時４５分から、和歌山市友田町のホテルグランヴィア和歌山で行われた入社式には、２人の欠席を除く新入社員１２０人を含むおよそ１４０人が出席し、原口裕之（はらぐち・ひろゆき）頭取が、「変化をおそれず挑戦する志と、お客様ファーストの気持ちを大切にしてほしい」とした上で、「地域社会の発展を目指し、『銀行を超える銀行』となれるよう、ともに成長していきましょう」と激励しました。

このあと、新入社員を代表して、紀陽銀行の山崎楓真（やまざき・ふうま）さんが、「私たち新入社員は、時代の流れをよみ、柔軟に対応し、ブランドスローガンである『銀行を超える銀行へ』の実現を目指して、自ら変化し続ける人材となります」とした上で、「先輩が築いてきた伝統に、私たちのたぎる熱意を加え、グループが、地域とともにさらなる発展を遂げていけるよう、新入社員一同、日々、広い視野で果敢に挑戦し続けることを誓います」と宣誓しました。

入社式の後、山崎さんは、「紀陽フィナンシャルグループの一員になれてうれしいし、宣誓を無事、終えることができてほっとしています。これから４０年近く働くと思いますが、後悔のないよう、日々、勉強して知識をつけて経験を積んで、いろんな人に感謝される人間になりたい」と意気込みを語りました。

新入社員は、今後、２ヶ月間の研修を経てそれぞれの部署が決まり、配属されます。

紀陽フィナンシャルグループの合同入社式では、新型コロナウイルスの感染予防のため、会場の入り口に、サーモグラフィと非接触型の体温計、それに消毒用のアルコールが設置され、マスクを着けた出席者が、会場に入る前に、１人ずつ検温し、発熱がないかなどをチェックしていました。