【新型コロナ】232人感染・累計28579人に
2022年04月01日 18時49分
和歌山県は、きょう(4月1日)あらたに、県内で乳児から80代までの男女232人が、新型コロナウイルスに感染したことを確認しました。累計の感染者数は、死亡した109人を含め、2万8579人となりました。きのう(3月31日)と比べて41人、先週の金曜日(3月25日)と比べて84人増えています。
きょう確認された232人の保健所別の内訳は、和歌山市が149人、田辺が29人、岩出が22人、湯浅が10人、御坊が8人、橋本が7人、海南が5人、新宮と県外がそれぞれ1人です。
直近1週間の人口10万人あたりの新規感染者は、県全体が140・2人、和歌山市が196・2人です。
現在入院しているのは162人、コロナ用病床598床の使用率は27・1%で、自宅やホテルなどで療養中の人は938人です。
また、きょうあらたに、和歌山市で2件のクラスターが認定され、県内のクラスターはこれで273例となりました。272例目は有料老人ホームで、入居者と職員あわせて5人の感染が確認されました。273例目は高校の複数の運動部で、生徒26人と教職員2人のあわせて28人の感染が確認されました。県外での遠征や大会で感染したとみられます。そして、既にクラスターに認定された保育所2か所で、新たに感染者が追加で確認されています。
県・福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は「節目や春休みで人の流れが活発化して感染が拡大したとみられる。今後、歓送迎会などで更に拡大する要素がある」と指摘し、大勢での飲食や会合などを控えるよう改めて呼びかけました。