防災用品研究所主催「第4回防災川柳」表彰式
2022年03月28日 19時33分
防災をテーマにした川柳コンテスト「第4回防災川柳」の表彰式が、
きょう(28日)和歌山市で行われました。
「防災川柳」は、防災に役立つ商品やシステムの研究・開発に取り組んでいる、
和歌山市の「一般社団法人防災用品研究所」が防災への意識を高めてもらおうと毎年募集しているものです。
4回目の今年度(2021年度)は、「小学生の部」と「一般の部」に、
北海道から宮崎県まで、全国からあわせて567句の応募が寄せられ、このうち26句が、最優秀賞、秀句、優秀賞、佳作、特別和歌山賞に入賞しました。
「小学生の部」の最優秀賞には、「夕ご飯 避難の場所を 話し合う」という句を詠んだ紀の川市立池田小学校5年の岩田莉奈(いわた・りな)さんが選ばれました。また、「一般の部」の最優秀賞には、「公助より まずは近助(きんじょ)で支え愛」という句を詠んだ、千葉県柏市の三郎さんが選ばれました。
表彰式は、きょう(28日)午後2時から和歌山市の和歌山商工会議所で開かれ、防災用品研究所の田原サヨ子(たはら・さよこ)代表理事が受賞者に表彰状を手渡しました。「小学生の部」最優秀賞の岩田さんは、「食事の時に家族みんなが話合いできる時なので、避難場所の確認をしておくと命を守れると思いました。選ばれてとてもうれしいです。」と話していました。田原代表理事は「今年も多くの作品を応募いただき、 非常にありがたい。今後も防災川柳の募集は続けていきたい。川柳を通して防災について考え、意識を高めるきっかけにしてほしい」と話していました。