春の嵐が花起こす、桜が一気に咲き進む
2022年03月27日 17時26分
前日の春の嵐から一転、良い天気となった日曜日のきょう(27日)、県内では、桜の花が一気に咲き進み、各地の桜の名所は、花見客でにぎわいました。
このうち和歌山市の桜の名所、和歌山城公園では、前日のニ~三分咲きから、一気に七分咲きへと咲き進み、多くの花見客が繰り出しました。
前の日は、春の嵐で、和歌山市では暴風警報が出され、最大瞬間風速が20メートル以上となる時間帯もあり、雨も降りましたが、咲き始めたばかりの桜の花はほとんど散ることはなく、逆に、花を目覚めさせる「花起こし」の効果があったようで、一日で、一気に花が増えました。
新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、大人数での宴会やカラオケなどは、自粛が求められていますが、この日は、桜の花の下にレジャーシートなどを敷いて弁当を広げる家族や、花を見ながら歩くカップルの姿などが多く見られました。
また、公園内には、飲食の露店も軒を連ね、花見客を呼び込む声が響いていました。