【新型コロナ】仁坂知事「花見は気をつけて」
2022年03月22日 18時53分
新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置が、東京や大阪などでもきのう(21日)解除された一方、これから人事異動や進学、花見などで人の流れが活発化することから、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は「送別会やお花見などは、大人数にならないよう気をつけて行ってほしい」と、改めて県民に感染防止を呼びかけました。
県では、ことし(2022年)の正月明けから始まった感染第6波が、主に年末年始の帰省に伴う家族会や新年会などが感染拡大の要因のひとつとみていて、人事異動や進学、花見などで宴会が増えるこの時期に、年末年始と同じような状況になることを懸念しています。
このため、今月(3月)18日に出した「県民の皆様へのお願い」で、宴会を伴う花見や、歓送迎会、謝恩会などは、大人数や大声をあげての開催をしないなど、感染防止を徹底するよう改めて呼びかけました。
仁坂知事は「お花見などをやってはいけないとは言わないが、年明けのような事態を繰り返してはならないし、1日あたりの県内の感染者数も減ってきてはいるが、まだ100人を超えている状況で、安心は出来ない」と話しています。