2021年度「わたくしの作文」年間表彰式
2022年03月19日 18時37分
和歌山放送ラジオの長寿番組「わたくしの作文」の年間表彰式が、きょう(19日)和歌山市の県民文化会館で開かれ、受賞した児童や生徒らに賞状や記念品が贈られました。
「わたくしの作文」は、国語教育の振興のため、1968年(昭和43年)から県内の小・中学生の作文を放送しているもので、今年度(2021年度)は、昨年度(2020年度)を1800点あまり上回る7429点が寄せられました。
きょう午後1時から行われた表彰式では、祖父や祖母・おば・弟・それに筆者が選手となり、オリンピックさながらに家庭内で行った卓球の試合を通じて絆を深める様子をつづった「ピース・プチ・オリンピック」の作者で和歌山市立今福(いまぶく)小学校4年・矢田陽香(やた・はるか)さんに、最優秀の文部科学大臣賞が贈られました。
矢田さんは「最初はすごくびっくりしましたが、先生から『おめでとう』と言われて少しずつ嬉しさがこみ上げてきました。いまも弟とよく卓球で遊びます」と受賞の喜びを語りました。
このほか、県知事賞や県教育委員会賞、県農業協同組合連合会賞、わかやま市民生活協同組合賞、湊組(みなとぐみ)賞などの表彰も行われ、受賞した子ども28人に、賞状や記念品が贈呈されました。
各賞を受賞した作文は、来月(4月)4日から「わたくしの作文」の時間に本人の朗読で放送されます。