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【新型コロナ】新規感染176人「節目の時期に注意!」

2022年03月17日 22時09分

社会福祉・医療

和歌山県は、きょう(3/17)、新型コロナウイルスの感染者として県内で新たに176人を確認したと発表しました。県内の累計の感染者数は、これで死亡した107人を含めて2万6123人となりました。

和歌山県内の感染状況を説明する野尻技監(2022年3月17日)

きょう新たに感染が確認されたのは、乳児から80代までの176人で、きのう(3/16)より1人増え、前の週の木曜日より43人減少しました。

きょう発表された感染者の保健所管内別の内訳は、和歌山市が76人、岩出が33人、橋本が27人、御坊が12人、新宮が9人、田辺が8人、湯浅が6人、海南が4人で、県外は1人でした。

直近一週間の人口10万人当たりの新規感染者数は、県全体が137・2人で、きのうより4・6ポイント下がりました。

きょう現在入院している人は126人、コロナ用病床の使用率は20・4%で、自宅やホテルで療養している人は793人となっています。また、きょう新たに2つのクラスターが県内で認定されました。257例目は、4つの会社が施設の屋内で改修作業に関わっている御坊保健所管内の作業現場で、これまでに6人の従業員の感染が判明しています。また、258例目は、田辺保健所管内の高校で、クラブ活動で運動部に所属している生徒6人の感染が判明していて、今月23日まで休校措置がとられています。

また、これまでに確認されたクラスターのうち、和歌山市の小学校など3つの施設で、感染者の数が増えています。

県福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は、「(感染者数の)下がり方が非常に緩やかな状況に変わりはない。これから外出の機会が増え、人の行動が活発になってくるので、リスクの高いマスクを外しての会話や集団での飲食を避けるとともに、屋内でのスポーツなどに際しては、換気などの感染予防対策に注意してほしい」と呼びかけました。

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