新法印就任祝う転衣式 高野山金剛峯寺
2022年03月12日 18時37分
高野町の世界遺産・高野山真言宗総本山金剛峯寺できょう(12日)、第523世寺務検校執行法印(じむけんぎょうしぎょうほういん)に就任した高野山別格本山南院住職の内海照隆(うつみ・しょうりゅう)大僧正をお披露目して祝う「法印転衣(てんね)式」が開かれました。
新型コロナウイルス禍のため、転衣式には例年の半数以下となる約200人が出席しました。
式では内海大僧正が法印の象徴とされる鮮やかな緋色(ひいろ)の僧衣を受け取り、身に着けました。
法印は、弘法大師空海に代わって重要な法会や儀式の導師を務める重要な役職で、任期は1年となっています。
内海大僧正は、岡山県出身で、これまで高野山住職会会長などを歴任しています。