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【新型コロナ】県内で新たに3人死亡 402人感染

2022年02月16日 20時53分

社会福祉・医療

和歌山県はきょう(2/16)、県内で新型コロナウイルスに感染した男女3人が死亡し、新規感染者として402人を確認したと発表しました。これで県内の死者は85人となり、累計の感染者数は死亡した85人を含め1万7839人となりました。

記者会見する野尻技監(2022年2月16日・県庁記者会見室で)

死亡したのは、いずれも和歌山市に住む80代の女性2人と70代の男性1人のあわせて3人で、3人は、クラスターが発生した特別養護老人ホームや有料老人ホームなど別々の高齢者施設に入居していました。3人は、救急搬送されて入院するなどして、治療を受けていましたが、病状が急変して死亡しました。死因は、いずれも複数の基礎疾患が急速に悪化したことによるもので、新型コロナウイルスに感染したことが影響したものとみられています。

一方、きょう新たに感染が確認されたのは、乳児から100歳代までの402人で、先週の水曜日より94人減りました。

保健所別の内訳は、和歌山市が205人、橋本が61人、岩出が57人、湯浅が31人、海南が18人、御坊と田辺が14人ずつ、新宮が2人でした。

直近一週間の人口10万人当たりの新規感染者数は県全体が332・1人で、きのうより10ポイント以上下がり、保健所別では、すべての管内で減少しました。

きょう現在、入院している人は395人で、県内にあるコロナ用病床の使用率は63・4%、入院患者のうち、重症者は人工呼吸器を装着している重篤な1人を含めて48人、肺炎患者は122人となっています。また、ホテルや自宅で療養している人は3205人となっています。

また、きょう新たに高齢者施設や幼稚園など県内3つの施設でクラスターが認定されました。197例目は、湯浅保健所管内の特別養護老人ホームでこれまでに確認された感染者数は入所者と職員あわせて6人、198例目は、湯浅保健所管内の高校で教員5人、199例目は、和歌山市の病院で入院患者と職員あわせて8人の感染がそれぞれ確認されています。また、すでに認定されているクラスターの人数も、15の施設で増加しています。

こうした状況について、県福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は「感染者数はまだ高止まりの状況だが、総じてみると、下降傾向にあると思っている。しかし、クラスターが数多く発生しているし、基礎疾患のある高齢者が、症状の悪化で亡くなるケースも多いので、高齢者施設の職員には、あらためて感染対策を徹底してほしい。また、自宅から救急搬送されるケースも増えているので、入院を勧められたら従うようにしてほしい」と呼びかけました。

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