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和歌山県立医大とエバグリーン廣甚が災害時食料等提供で協定

2022年02月02日 09時56分

災害・防災社会福祉・医療経済

和歌山県立医科大学は、きょう(2月1日)県内を中心に量販店を展開している湯浅町(ゆあさちょう)のエバグリーン廣甚(ひろじん)株式会社と、大規模災害時に職員や医療スタッフの食料品や日用品などを提供する協定を結びました。

協定後の記念撮影(左・宮下理事長・右・米原社長・2月1日・和歌山県立医科大学)

県立医大附属病院は、大規模災害時の中核病院となる「基幹災害拠点病院」に指定されていて、厚生労働省の指針に沿って、地震や津波、風水害などの大規模災害時への備えとして、医療スタッフや職員向けの食料や飲料水を災害発生から3日分を備蓄していますが、災害時の病院機能の維持をより強固にするため、エバグリーン廣甚から食料品や飲料水、ティッシュやトイレットペーパーといった日用品を県立医大に提供してもらう協力体制を整えたものです。

協定書の調印

きょう午前、和歌山市紀三井寺(きみいでら)の県立医大の理事長室で協定の締結式が開かれ、宮下和久(みやした・かずひさ)理事長とエバグリーン廣甚の米原(よねはら)まき社長が、それぞれ協定書に署名しました。

宮下理事長は「南海トラフの巨大地震が懸念されるなか、我々も備えを万全にして県民の期待に応えたい」とあいさつしました。米原社長は「私たち社員一同も、万一災害が起きた時に尽力したい」と話していました。

エバグリーン廣甚では、大規模災害時に和歌山市内の物流センターから県立医大に飲食料品や日用品を提供します。

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