現職と新人の一騎打ちとなった任期満了に伴う上富田町長選挙の投票が、きょう（３０日）行われ、即日開票の結果、無所属・現職の奥田誠(おくだ・まこと)候補５８歳が、元県職員の新人候補をやぶり、再選を果たしました。

上富田町選挙管理委員会が、午後９時３分に発表した開票結果は次の通りです。敬称は省略します。

当選　奥田誠(おくだ・まこと)　　無所属・現　４２８１票

　　　田中健司(たなか・けんじ)　無所属・新　３５８７票

以上が、この日行われた上富田町長選挙の開票結果でした。

投票率は６１・８２％で、４年前の前回選挙に比べ、１・０８ポイント高くなりました。当日有権者数は、１万２９１９人でした。

２回めの当選を果たした奥田氏は、選挙事務所で支持者を前に、バンザイをして当選を喜んだあと、「町民の意見を聞きながら公約に従って邁進していく。朝来(あっそ)小学校のプールの改築や、土砂災害の危険がある生馬(いくま)小学校裏の堰堤(えんてい)建設を県とともに進める」などと抱負を語りました。

奥田氏は、上富田町出身で、熊野高校を卒業後、父親が経営する土木建設会社や町議会議員を経て、前回２０１８年の町長選挙で初当選し、現在１期目です。今回の選挙では、自民の推薦を受けていました。