サッカーの元・日本代表で、ＮｏｗＤｏ(ナウドゥ)株式会社の代表取締役社長を務める本田圭佑(ほんだ・けいすけ)さんが、きょう（２６日）夕方、和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事を訪問し、子ども達のスポーツに関して、都市と地方との格差解消に向けて協力を呼びかけました。

本田さんは、きょう午後４時ごろ、和歌山県庁の知事室を訪れ、仁坂知事と面談し、冒頭のおよそ５分以外は非公開で行われました。

本田さんは海外で現役選手を続ける一方、無料のオンライン教育を手がけるＮｏｗＤｏを経営し、教育分野にも力を入れています。

本田さんは、プロのサッカークラブがない地域を中心に全国の自治体などを訪問していて、そうした地域でスポーツに親しむ子ども達がプロスポーツ選手の魅力あるプレーに触れる機会が少なく、都会の子どもとの差が産まれてしまう事への懸念を示し、仁坂知事と、スポーツ教育を通じて格差が解消出来ないか意見を交換しました。また、部活動を指導する教職員の負担軽減などについても話題にのぼりました。

このあと本田さんは、和歌山市役所も訪れ、尾花正啓(おばな・まさひろ)市長と同じように意見を交換しました。