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紀の川市長選に森田元市議も出馬表明

2022年01月26日 19時35分

政治

中村慎司(なかむら・しんじ)市長の死去に伴う紀の川市長選挙に、新人で元・紀の川市議会議員の森田幾久(もりた・いくひさ)氏54歳が、無所属での立候補を表明しました。先月(2021年12月)行われた、任期満了に伴う市長選挙に続く立候補となります。

森田氏は紀の川市出身で、建設会社社員など経て、1999年に合併前の旧・粉河(こかわ)町議会議員となって2期務めたのち、2005年の紀の川市議会議員選挙でも当選し、副議長などを務め、4期目の途中で辞職しました。先月、スムーズな市政の実現や世代交代を訴えて、任期満了に伴う紀の川市長選挙へ立候補しましたが、当時現職だった中村市長と一騎打ちの末、5600票あまりの差で敗れました。

森田氏は、きょう午後、紀の川市内の選挙事務所で記者会見を開き「中村前市長の死去により行政運営の滞りがなお進んでいると感じる。より市政をわかっている人間が早く引き継がなければならない」と立候補の理由を説明しました。

その上で森田氏は、前回の市長選挙を踏まえて、職員が積極的に住民と接触する機会を増やしたり、女性職員の積極的登用などの行政改革の実現や、合併後も続く人口減少対策として、農業公社の設立による新規就農者の誘致と農地づくりや、小中一貫校による教育レベルの向上、子どもと高齢者の体力づくり、IT関連の起業支援、特産の果物を活用したふるさと納税での寄付金集めの強化など「若い人にも選んでもらえるまちづくり」を訴える考えを示しました。

市長選挙には、森田氏のほかに、元・県議会議員の岸本健(きしもと・たけし)氏51歳も無所属での立候補を表明しています。

市長の死去に伴う紀の川市長選挙は、来月(2月)20日告示、27日投票で行われます。それに先立ち、立候補予定者説明会が、今月(1月)28日の午後1時半から、紀の川市役所5階・大会議室で開かれます。

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