第7回ジュニア県展の本展が開幕
2022年01月19日 13時57分
和歌山県内の小・中学生が手掛けた優れた美術作品を展示する、第7回「ジュニア県展」の本展が、きょう(19日)から、和歌山市吹上(ふきあげ)の県立近代美術館で開かれています。
ジュニア県展は、県民の美術や芸術への関心を高め、子どもの世代にも裾野を広げようと、和歌山県が主催する県展のジュニア版として2015年度から毎年この時期に開かれていて、今回で7回目です。
今回は、絵画・書・立体の3つの部門にあわせて4578点の作品が寄せられ、最優秀賞が各部門で1点ずつ、優秀賞が各部門で4点ずつ、特別賞が各部門で16点ずつ、それに、入選が3つの部門であわせて569点がそれぞれ選ばれました。
先月(2021年12月)上富田町(かみとんだちょう)と新宮市(しんぐうし)、橋本市を巡回した地方展に続いて、きょうから県立近代美術館での本展がスタートし、入賞と入選作品あわせて632点が展示されています。
小学生の絵画の展示コーナーには、家族で大きな口を開けて回転寿司を食べている様子を画用紙いっぱいに表現した絵が目を引き、立体作品のコーナーには、這いつくばるアマガエルや、尻から針を出すスズメバチを観察して作られた模型などが飾られています。
ジュニア県展の本展は、今月(1月)23日まで、和歌山市吹上の県立近代美術館で開かれています。