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和歌山放送・新春国会議員座談会開催

2022年01月10日 18時13分

政治

和歌山県選出の国会議員が一堂に会して、国政や県の課題などについて話し合う、和歌山放送の新春恒例番組「国会議員座談会」が、きょう(10日)午後、放送されました。

きょうの国会議員座談会のもよう(1月10日・和歌山放送本社スタジオ)

座談会は、きょう午後1時半から2時間にわたって和歌山放送のスタジオから生放送され、衆議院からは和歌山1区選出で国民民主党の岸本周平(きしもと・しゅうへい)議員、和歌山2区選出で自民党の石田真敏(いしだ・まさとし)議員、和歌山3区選出で自民党の二階俊博(にかい・としひろ)議員、近畿比例区は公明党の浮島智子(うきしま・ともこ)議員の4人が、参議院からは自民党の世耕弘成(せこう・ひろしげ)議員と自民党の鶴保庸介(つるほ・ようすけ)議員の2人が出席しました。

新型コロナウイルス対策について、世耕議員は「オミクロン株の正体がまだ判らないので、複層的な取組みを行い、朝令暮改(ちょうれいぼかい)と言われても臨機応変に方針を示していくべき」と述べたほか、そのほかの議員も、行動制限を伴わない慎重で切れ目無い対策を行うべきと語りました。

一方、衆議院の「一票の格差」を解消するために政府が法案提出を検討しているアダムズ方式での「10増10減」の区割り見直しにより和歌山県の議員定数が1つ減ることについて、二階議員は「腹立たしい。地方にとって迷惑な話。しっかり『和歌山方式』でやろうじゃないか」と不満を述べたほか、岸本議員も「トータルの定数は増えるかも知れないが、衆議院は小選挙区比例併用制を導入してはどうか。先に始まった参議院の合区制では2県にまたがる選挙区調整が大変難航する。憲法改正はまず合区の改正をすべきでないか」と述べると、ほかの議員からも賛意が示されました。

このほか、2025年の大阪・関西万博来場者の和歌山県への誘致や、ことし行われる和歌山県知事・和歌山市長選挙への対応などについても意見が交わされました。

新春国会議員座談会は、radiko(ラジコ)のタイムフリー機能できょうから1週間後まで聞き返せるほか、和歌山放送の特設サイトでも音声をアップします。

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