十日ゑびす・東の宮恵美須神社で福笹づくり
2022年01月07日 18時57分
和歌山市吉田(よしだ)の東の宮恵美須(ひがしのみやえびす)神社では、あさって(9日)からはじまる「十日ゑびす(とおかえびす)」を前に、縁起物の福笹(ふくざさ)づくりがピークを迎えています。
神社では朝からえべっさんの準備が進められていて、社務所の2階では、女性たちが、竹の産地・和歌山市山東(さんどう)で伐採された笹に俵や、小判などを飾りつけていました。女性たちは「参拝者に福を持って帰ってもらえるように心を込めて作っています」と話していました。
東の宮恵美須神社・責任役員の那須賢二(なす・けんじ)さんは「新型コロナの収束と景気回復、それに皆さんの健康を祈っています」と話しています。
神社では、分散参拝を促すため、去年(2021年)前後1日ずつ加えて5日間としていた参拝期間を、ことし(2022年)は元に戻し、あさって9日の宵戎(よいえびす)、10日の本戎(ほんえびす)、それに11日の残り戎(のこりえびす)の3日間、福笹や熊手などの縁起物を多く取りそろえ、感染症対策をとって参拝者を迎え入れます。