ビブリオバトル和歌山県大会
2021年12月27日 18時59分
人に薦めたい本を紹介する「ビブリオバトル」の和歌山県大会が、きのう(26日)和歌山市の県立図書館で開かれ、中学生と高校生が熱い舌戦を繰り広げました。
これは、読書活動を推進する「中高生読書まつり」の一環で、県教育委員会が毎年開いているもので、今年度(令和3年度)で7回目です。
ビブリオバトルは、発表者がそれぞれお気に入りの本を持ち寄り、5分間のプレゼンテーションで作品の面白さを伝え、3分程度のディスカッションの後、観客全員の多数決で一番読みたくなった本「チャンプ本」を決定します。今年度は、県内18市町のあわせて130人が参加し、地域大会を勝ち抜いた中学生17人と高校生8人が県大会の予選に進みました。
きのうは、午前中に予選が行われ、最終的に、中学生4人と高校生2人が決勝へ進みました。およそ150人による多数決の結果、かつらぎ町立笠田中学校3年の松下幸太郎さんが紹介した「逆ソクラテス」と、県立串本古座高校1年の清野健太郎さんが紹介した「ウケる技術」がチャンプ本に選ばれ、全国大会への出場権を獲得ました。
またきのう(26日)は、読んだ本を手描きのPOP作品に表すコンテストの表彰式も行われ、有田川町立吉備中学校の延明智美さんが作った「ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー」と、県立日高高校の金崎未和さんが作った「活版印刷三日月堂星たちの栞」のPOP作品に、それぞれ最優秀賞が贈られました。