仁坂知事・年末訓辞「コロナとの大変な戦いだった」
2021年12月24日 18時44分
和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事は、きょう(24日)夕方、すべての県職員に対して年末の訓示を行い「新型コロナとの戦いが大変だった」と述べ、対応に当たった職員をねぎらいました。
和歌山県庁では、例年、仕事納めの日の夕方5時ごろ、本庁4階の正庁(せいちょう)に課長級以上の職員を集めて仕事納め式を開き、仁坂知事が年末の訓辞を行っていましたが、国から地方自治体に対し、年末年始の休暇を取得しやすくするよう配慮を求める通達が出されたことや、新型コロナウイルス感染予防対策の観点から、県では去年(2020年)の年末から、仁坂知事が事前に収録したビデオメッセージを庁内テレビなどで県庁や出先機関などに流す形式に変更しています。
仁坂知事は、新型コロナ対応にあたった職員をねぎらったほか、国民文化祭や県発足150周年式典の成功、小型ロケット発射場建設など、2021年の出来事を振り返りました。
一方で、職員の懲戒処分が例年よりも多かったことにも触れた上で「来年こそは、県民をしあわせにするために、自らが考えて行動し政策を実現できるよう、年末年始の休みに英気を養って欲しい」と呼びかけました。
県庁では、今月(12月)28日に仕事納めを迎え、来月(2022年1月)4日の午前10時に、県民文化会館・大ホールで仕事始め式が行われます。