橋本市出身で大リーグの筒香嘉智選手が仁坂知事を表敬訪問
2021年12月21日 17時27分
橋本市出身で大リーグ・パイレーツの筒香嘉智(つつごう・よしとも)選手が、きょう(21日)和歌山県庁を訪れ、 仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事に今シーズンの活動や、ふるさと・橋本で建設が行われているトレーニング施設について報告しました。
筒香選手は、大阪の堺ビッグボーイズから横浜高校を経て、プロ野球・横浜DeNAベイスターズで活躍したのち、2019年に大リーグのレイズに移籍しました。
ことし(2021年)に入って成績不振やケガに苦しみ、レイズからドジャーズへの移籍を経て、8月に入団したパイレーツで勢いを取り戻し、43試合で打率2割6分8厘、本塁打8本、25打点を記録する活躍を見せ、来シーズンも再契約を結びました。
きょう、兄の浩史(ひろし)さんとともに仁坂知事を訪問した筒香選手は「和歌山で何か子ども達に向けた取組みをしたい。来シーズンはもっと活躍したい」と語りました。
仁坂知事は「来年は打ちまくって欲しい」と激励し、筒香選手から試合で使用した黒の木製バットをプレゼントされました。
その上で筒香選手は、橋本市あやの台にオフシーズン中のトレーニング施設を建設していることを明らかにしました。トレーニング施設は芝生のグラウンドと、屋内と屋外の練習場を備え、子ども達への野球教室やモデルチームの結成など育成の拠点とする予定です。
筒香選手はモデルチームについて「野球の技術だけを詰め込むのではなく、身体の自由な使い方や、先を読んで行動する力を育てられるチームにしたい」と展望を語りました。