【選挙】紀の川市長選挙で現職・中村市長が5回目の当選
2021年12月06日 00時36分
現職と新人の一騎打ちで、12年ぶりの選挙戦となった任期満了に伴う紀の川市長選挙の投票が、きのう(5日)行われ、即日開票の結果、無所属・現職の中村愼司(なかむら・しんじ)市長79歳が、無所属・新人の元紀の川市議会議員の候補をやぶり、5回めの当選を果たしました。
紀の川市選挙管理委員会が、昨夜11時35分に発表した開票状況は次の通りです。敬称は省略します。
当選 中槙愼司(なかむら・しんじ) 無所属・現 1万7719票
森田幾久(もりた・いくひさ) 無所属・新 1万2088票
以上が、この日行われた紀の川市長選挙の開票結果でした。
投票率は58・85%で、選挙戦となった12年前選挙に比べ、13・08ポイント低く、過去最低となりました。当日有権者数は5万1704人でした。
5回めの当選を決めた中村氏は、支持者らと万歳をしたあと、京奈和関空連絡道路の事業化と、小中学校の給食費無償化を進めると抱負を述べました。
中村氏は、旧貴志川町、現在の紀の川市生まれで、県立向陽高校を卒業後、旧貴志川町議会議員や旧貴志川町長を経て、2005年11月に、那賀郡内の旧5町が合併して誕生した紀の川市の初代市長となり、現在4期目です。今回の選挙では、自民、公明、国民民主の推薦を受けていました。
なお、今回の市長選挙では、開票作業が遅れ、同時に行われた市議会議員選挙より、確定が遅くなりました。