橋本市の冬野菜を高野山金剛峯寺へ奉納
2021年12月02日 19時21分
橋本市で栽培されたダイコンやキャベツ、ニンジンなど、20種類の冬野菜が、このほど、世界遺産・高野山金剛峯寺(こんごうぶじ)に奉納されました。
橋本市では、昔から高野山の寺院の精進料理の材料となる農産物を栽培していて、生産者やJA紀北かわかみなどで構成する「高野山麓農産物産地化協議会」が、去年(2020年から)季節の野菜を金剛峯寺に奉納しています。
ことし(2021年)も、ダイコンやキャベツ、ニンジン、白ゴマなど、20種類・およそ20キロが奉納され、協議会のメンバーや橋本市の平木哲朗(ひらき・てつろう)市長らが奉納式に参列しました。
奉納された冬野菜は2つのカゴに盛られ、色鮮やかでみずみずしく、高野山真言宗の今川泰伸(いまがわ・たいしん)宗務総長は「この精進野菜が全国に届き、ブランド力が向上するよう祈念しています」とお礼を述べました。