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旧空港滑走路に巨大な地上絵「光のしずく」出現

2021年11月21日 11時31分

社会

白浜町の旧南紀白浜空港・滑走路に、きのう(20日)、縦190メートル、横240メートルの巨大な地上絵が出現しました。

この地上絵は、県南部のJR紀勢線の沿線や無人駅などに芸術作品を飾るアートイベント「紀の国トレイナート」の出品作で、地上絵の作者は、埼玉県上尾市(あげおし)に住むアーティスト、郷(ごう)さとこさん45歳です。

幾何学模様の作品で、旧空港の滑走路や誘導路に、運動場に白線を引くのに使われる白い粉末およそ1・6トンを使って、6日間かけて描かれました。「光のしずく」と題され、大地に降り注いで、実りをもたらす「光」をテーマにしているということです。作品は、放置しておくと、自然に消えていくということです。

「紀の国トレイナート」は、新型コロナウイルスの影響で中止となった去年(2020年)を除いて、2014年から毎年開催されていましたが、今年が最後の年となりました。

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