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「たま電車オリジナルBOX」 みかん17日販売開始

2021年11月17日 22時13分

交通社会経済

和歌山電鐵と、沿線の地元農家などがコラボした、たま電車型のオリジナルボックスに入ったみかんの販売が、きょう(11/17)から始まりました。

「たま電車」に乗り込む伊太祈曽駅のよんたま駅長(2021年11月15日)

和歌山電鐵では、地元ならではの新たな商品を開発する中で、貴志駅にあるたまカフェに果物を納入していた沿線の「よけそ農園」と一緒に企画を練り、これまでになかったたま電車オリジナルのみかん箱を作るため、地元の段ボール会社「濱田紙販売(はまだかみはんばい)」の協力も得て販売にこぎつけたものです。

4キロ入りの箱で、値段は4500円、みかん箱には、みかんと一緒に段ボール製の猫の爪とぎが入っていて、みかんを食べ終わった後、箱を、たま電車の形に切り、箱の底に爪とぎを敷くと、猫の喜ぶ、たま電車が完成します。

みかんの上に爪とぎ。食べ終わったら、箱の底に敷いて使用

この「たま電車オリジナルBOX」の販売がきょうから始まるのを前に、おととい(11/15)、和歌山電鐵貴志川線の伊太祈曽駅でよんたま駅長を交えた撮影会が行われました。

舌なめずりしながら、みかんをじっと見つめるよんたま駅長

撮影会に立ち会った「よけそ農園」の林大輔(はやし・だいすけ)さんは、「小さい頃から貴志川線がそばにあるのが当たり前で、地域の資源と思ってきた中で、今回、沿線の事業者が集まり、オリジナルの商品を作ることができた。普通は捨ててしまう段ボール箱を、爪とぎなどで利用してもらえるので、SDGsの理念にもあっていると思うし、段ボールにかなり特色があるので、SNSでの発信を期待したい」と話しました。

和歌山電鐵の広報を担当する山木慶子(やまき・けいこ)さんは、「この冬は、おいしい、たま電車のみかんを買っていただいて、ご自宅で楽しんでもらいたい」と呼びかけました。

この「たま電車オリジナルBOX」のみかんは、和歌山電鐵のネットショップで販売されているほか、紀の川市のふるさと納税の返礼品として入手することもできます。

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