鮮やかに秋色、高野山、ライトアップも
2021年11月05日 16時54分
世界遺産・高野山では、カエデやイチョウが鮮やかに色づき、紅葉が見頃を迎えていて、多くの見物客や参詣客が訪れています。
日中は暖かい日もある今年の秋の高野山ですが、先月(10月)後半からは、平年並みの気温となり、最低気温が5度以下のの日もあるなど、日が沈むとぐっと気温が低くなってきました。
紅葉は、最低気温が8度を下回ると始まり、5度以下でぐっと進むといわれれる通り、高野山では、先月下旬以降、山内のカエデやイチョウなどの葉が、鮮やかな赤や黄色に変わり、町並みや寺院、奥の院参道などが、美しい秋の装いを見せています。
また、紅葉の時期にあわせ、金剛峯寺(こんごうぶじ)や、壇上伽藍(だんじょうがらん)へと続く蛇腹道(じゃばらみち)などでは、夜間にライトアップも行われていて、鮮やかな紅葉が幻想的に浮かび上がり、訪れる人を魅了しています。
高野山は、標高800メートルから900メートルの山上盆地で、ふもとに比べ、気温が5度ほど低く、特に、夜間は、10度を下回るため、紅葉見物には、防寒対策がオススメです。