和歌山城ホール・和室や展示室も充実
2021年10月29日 19時10分
和歌山市中心部にきょう(29日)オープンした和歌山城ホールには、コンサートや演劇、講演会などが出来る大・小のホールをはじめ、茶会や生け花などが出来る和室や、絵画などを展示できる展示室も備えられ、様々な文化活動の拠点として活用出来ます。
このうち和室では、オープンの日のきょう、特別に茶道・表千家(おもてせんけ)同門会和歌山県支部による茶の振る舞いが行われ、来賓として招かれた和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事や、島精機製作所の島正博(しま・まさひろ)会長、和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長らに会員が茶を点(た)てて、もてなしました。
同門会県支部・事務長の鎌田(かまだ)えい子さんは「和歌山城が見える素晴らしい場所に、広くて素敵な和室を作って頂き、大変感謝しています」と話していました。
一方、1階の展示室では、あす(30日)開幕する「紀の国わかやま文化祭2021」のイベントのひとつで、和歌山文化協会による生け花と絵画のコラボ展「静と動の共演」の設営が行われました。
和歌山文化協会・華道部長の谷口麗甫(たにぐち・れいほ)さんは「お花と絵画のコラボ展は、全国でも珍しい取組みで多くの皆さんに来て頂きたいです。真新しい施設で発表できて大変嬉しいです。早速、来年度(2022年度)の展示会も和歌山城ホールを予約しました」と話し、あすからの本番に向け意気込んでいました。