和歌山市で北風11・1メートルも「木枯らしにはまだ早い」

2021年10月18日 12時09分

今月(10月)に入って晴れて気温の高い状態が続いていた日本付近は、きのう(17日)から西高東低の冬型の気圧配置となり、和歌山県内では北寄りの風が10メートルを超えて、最高気温も20度近くに下がるなど、一気に肌寒くなりました。

和歌山地方気象台は、少なくとも向こう一週間は同じような気象状態が続くとみていて、体調管理に気をつけるよう呼びかけています。

気象台の観測によりますと、和歌山市では、きのう(17日)午後6時15分ごろ、北北東の風11・1メートルを観測したほか、最高気温は、きのう午前0時3分ごろ、20・2度を観測し、このあと日中にかけて20度を割り込みました。和歌山市中心部では、街路樹のイチョウの葉がすでに黄色っぽく色づいているものも見られます。

大阪管区気象台は「木枯らし1号」の基準について、二十四節気(にじゅうしせっき)の「霜降(そうこう)」にあたる10月24日ごろから、「冬至(とうじ)」にあたる12月22日ごろにかけて、西高東低の気圧配置となり、北寄りの風が8メートル以上の地点が3か所以上になった場合としています。このため、きのうからきょうにかけての北風は、時期がわずかに早かったため、木枯らしには当たりませんでした。

和歌山地方気象台は、少なくとも向こう一週間は同じような気象状態で、最高気温が20度前後で推移するとみていて、体調管理に気をつけるよう呼びかけています。

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