【衆院選】衆議院解散・街の声「誰がなっても同じ」「リーダーシップに乏しい」
2021年10月14日 19時22分
衆議院がきょう(14日)解散され、今月(10月)19日公示・31日投開票の総選挙に向けた事実上の選挙戦に入りました。市民からは「誰が当選しても同じ」「足の引っ張り合いをやめて」「リーダーシップのある印象の候補者が乏しい」といった声が聞かれました。
きょう午後1時に開かれた本会議で衆議院が解散された直後に田辺市内で市民に聞いたところ、地元の中高年の男性は「自民党は昔から党内での派閥争いや裏取引に終始しているし、野党も同じことばかりしていて、結局、どこの政党に投票しても変わらないのでは」と話していました。
田辺市出身で大阪府在住の男性は「どの政治家も足の引っ張り合いをやめて欲しい。少子高齢化などで中間層の負担が増えている現状が何とかならないかと思う。給料は低いわ、税金は高くなるわでたまらない」と話しています。
奈良県から観光に来ている母親と娘は「経済の停滞をなんとかして欲しいが、地元の選挙区にこの人に投票したいという人が思い浮かばないので迷っています。大阪府の吉村知事のようなリーダーシップのある人がいない印象です」と話しています。
衆議院総選挙は今月19日公示、31日に投票が行われ、即日開票されます。
選挙区ごとのことし9月1日現在の有権者数は、和歌山1区が30万8686人、和歌山2区が24万3617人、和歌山3区が25万1211人です。