「紀の国わかやま総文2021」生徒企画委員会、解散式
2021年09月26日 16時48分
今年7月31日から先月(8月)6日まで開催された「第45回全国高等学校総合文化祭・紀の国わかやま総文2021」で、企画運営活動を行ってきた生徒企画委員会の解散式がきょう(26日)午前、和歌山市のホテル・アバローム紀の国で行われました。
生徒企画委員会は、県内の高校生で構成された組織で、2年前に発足し、総務部会と、総合開会式部会、パレード部会、広報イベント部会、それに、国際交流部会の5つの部会に分かれて、和歌山らしいおもてなしの企画や開会行事、PRイベント、海外からの招へい校との交流イベントなどの企画運営活動を行ってきました。
解散式では、委員長や副委員長、それに、各部会からの報告や活動証明書の交付が行われました。
開会にあたり挨拶した和歌山県実行委員会会長の宮﨑泉(みやざき・いずみ)教育長は、「コロナ禍の中で、ここしかないというタイミングで開催することができた。これは奇跡に近いことで、皆さんのパワーが働いたんだと思う。このすごいパワーを持って、これからの人生、しっかりと希望を持って、皆さんの希望が叶うように頑張ってもらいたい」と激励しました。
活動報告を行った生徒企画委員会・委員長の前冬磨(まえ・とうま)さんは、「きょうでみんなと定期的に会えなくなるのが残念。しかし、この日をきっかけに、一人ひとりが新たな舞台で、ここで培ったことを大切に、自分たちが作り上げたものが多くの人の心に残っていることに自信を持って生活していってほしい」と、これからに向けたメッセージを発信しました。
解散式の最後に行われた写真撮影会では、生徒企画委員の一人ひとりが晴れやかな笑顔を見せていました。