IACソリューションズが和歌山市に進出で協定
2021年09月06日 18時06分
官公庁や大手企業向けのソフトウェア開発やネットワークシステムの構築を手掛け、東京都新宿区に本社のある株式会社IAC(アイエーシー)ソリューションズが、来月(10月)和歌山市役所向かいのビルに和歌山オフィスを開設することになり、きょう(6日)和歌山県庁で、県と和歌山市との3者で進出協定を結びました。
IACソリューションズは、2013年に創業したIT企業で、官公庁や大手企業向けのソフトウェア開発やネットワークシステムの構築をはじめ、近ごろでは、地方の雇用創出やIT産業の創生を目的に佐賀県伊万里市(いまりし)などにオフィスを展開しています。
おととし(2019年)県から企業進出の打診を受けて木村邦裕(きむら・くにひろ)社長が和歌山市を視察し、当初は去年(2020年)進出する予定でしたが、コロナ禍の影響で、ことし10月に延期して進出を決めたものです。
きょう午後、県庁の知事室で、IACの木村社長と、仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事、それに和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長が、それぞれ進出協定書にサインしました。
仁坂知事と尾花市長は「和歌山市は関空から近く、中心部の活性化が進み子育て環境も良いので、是非とも市の関連産業の振興に力を貸して欲しい」と期待を込めました。
IACソリューションズは、来月、和歌山市役所向かいの九番丁(きゅうばんちょう)MGビルにオフィスを開設し、3年間で新卒・中途を合わせて9人を採用する予定です。