【新型コロナ】県内57人感染「早期のPCR検査を」

2021年09月02日 19時12分

社会福祉・医療

和歌山県はきょう(9/2)、幼児から90代までの男女57人が県内で新たに新型コロナウイルスに感染したと発表しました。

記者の質問に答える野尻技監(2021年9月2日・県庁記者会見室で)

きょう新たに県内で感染が確認された57人のうち、田辺保健所管内に住む90代の女性は、クラスターとなった、白浜町の白浜はまゆう病院に入院していて、PCR検査で一度は陰性になりましたが、きのう(9/1)になって症状が出たため、再度、検査を受けて陽性と判明し、この病院クラスターの人数は8人となりました。

一方、白浜はまゆう病院は、停止していた、外来患者の受け入れと、感染者の出た3階病棟以外での入退院を、きょうから再開しています。

また、和歌山市に住む70代の男性は、先月(8月)23日に、鼻水や全身倦怠感などの症状が出たため、医療機関を受診し、さらに1週間後の先月30日にも、発熱があったため、再度、受診しましたが、PCR検査は実施されず、きのう(9/1)3度目の受診をした際には、肺炎像があったため、別の医療機関へ緊急搬送され、その搬送先でようやくPCR検査を受け、陽性が判明しました。

男性には、基礎疾患があり、新型コロナワクチンを2回接種していました。この男性は、現在、酸素投与の治療を受けています。

これについて、県福祉保健部の野尻孝子(のじり・たかこ)技監は、「基礎疾患があり、ワクチンも2回接種していたこと、さらに当初は発熱がなかったことが、PCR検査が遅れた要因ではないかと思われるが、二度目の受診では、発熱していたし、普段と違う症状がみられた場合には、速やかに検査を行ってほしい」と述べ、医療機関に対し、的確にPCR検査を行うようあらためて呼びかけました。

直近1週間の人口10万人あたりの感染者数は、県全体が43・2人で、政府が示す爆発的感染拡大の水準を大きく超えているものの、8日連続で減少しています。

一方、きょう現在、入院しているのは473人で、県内のコロナ用病床570床と、クラスターとなった古梅記念病院にある臨時の11床をあわせた病床の使用率は81・4%で、きのうよりやや上がりました。

酸素投与が必要な重症者は27人で、きのうより2人減りましたが、重篤な症状で人工呼吸器を装着している人は、依然として2人います。

きょう新たに57人の感染が確認されたことで、県内の累計感染者数は、死亡した55人を含め4692人となりました。

新たに判明した人の保健所別の内訳は、和歌山市が28人、田辺が8人、湯浅が6人、岩出が5人、橋本が3人、御坊が2人、海南が1人、新宮はゼロで、県外が4人となっています。

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