かつらぎ町で男児がO157感染
2021年08月27日 17時54分
和歌山県は、今月(8月)21日、かつらぎ町に住む幼児が、腸管出血性大腸菌・O157に感染したと発表しました。発熱や下痢、腹痛の症状がありましたが、現在は回復しているということです。
県・健康推進課によりますと、幼児は男の子で、今月21日に発熱や下痢、腹痛の症状があらわれ、この日、医療機関を受診し検査を行いました。その後、今月25日に、便からO157とベロ毒素が検出されたため、感染が確認されました。男の子は現在、回復しているということです。
ことし(2021年)に入って県内でO157に感染したのは、これで2人目となりました。
O157は季節を問わず発生することから、県では、薬用石けんを使った入念な手洗いや消毒を徹底するとともに、肉料理をするときは中まで十分に加熱すること、焼き肉などでは、生の肉を取る箸と食べる時の箸を別々にすること、それに、下痢や発熱を伴う症状があるときは速やかに医療機関を受診することなど、県民に注意を呼びかけています。