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学校基本調査・児童生徒数減少傾向つづく

2021年08月28日 18時08分

教育社会

今年度(2021年度)の国の学校基本調査の速報が、きょう(27日)公表され、和歌山県内の小学校の児童数は、およそ4万3千人と過去最低を更に更新し、1982年度(昭和57年度)から40年連続で減少していることがわかりました。中学校の生徒数は昨年度より44人増え、減少は2010年度から昨年度(2020年度)までの11年連続でストップしましたが、2万3千6百人あまりと低迷が続いています。

和歌山県・調査統計課によりますと、小学校の児童数は1958年度(昭和33年度)の13万9708人をピークに減少傾向に入り、1986年度(昭和61年度)に9万1441人と、調査開始以来過去最低を記録してからは毎年記録を更新し続けていて、今年度は前の年度からさらに825人下回る4万3676人となっています。

中学校の生徒数は、1962年度(昭和37年度)の7万7233人をピークに減少傾向に入り、今年度は前の年度より44人増えていますが、2万3677人と過去最低に近い水準です。

また、小中一環の和歌山市立伏虎(ふっこ)義務教育学校では、前の年度より3人増えて746人となっています。

一方、高校生は全日制と定時制含めて2万3349人と前の年度より891人の減少、特別支援学校の幼児・児童・生徒数は1557人で、前の年度より28人増加しています。

幼稚園の園児は前の年度より236人少ない4370人となった一方、幼保連携型認定こども園の園児は前の年度より127人多い、7429人となりました。

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