お菓子のまち海南テーマ曲「しあわせの味」完成・海南市にCD100枚贈呈
2021年08月26日 18時57分
お菓子の起源とされる橘(たちばな)の木を神が植えた伝説にちなんで「お菓子のまち」をPRしている海南市観光協会は、オリジナルのテーマソングを作成し、きょう(26日)海南市役所でテーマ曲の寄贈式を開きました。
これは、海南市観光協会のお菓子部会が中心となって取り組んでいるもので、天皇の命を受けタジマモリの神が持ち帰った不老不死の果実・橘が、海南市下津町(しもつちょう)の橘本(きつもと)神社に植えられたとされる、お菓子発祥の伝説にちなんで、海南市を「お菓子のまち」としてPRしようという活動の一環として企画されました。
観光協会では、去年(2020年)7月に市内の幼稚園児や小学生らから歌詞のフレーズを募集し、作曲と歌唱を、大阪を拠点に活動する音楽デュオ「あやこと」に依頼し、ことし(2021年)5月に完成しました。
曲のタイトルは「しあわせの味」と名付けられ、きょう正午過ぎ、海南市役所で開かれた贈呈式で、市のPRキャラクター「海(かい)ニャン」が立ち会うなか、海南市観光協会の大江一美(おおえ・かずみ)会長から神出政巳(じんで・まさみ)市長に「しあわせの味」を収録したCD100枚分が贈呈され、あやことの2人が生演奏で歌を披露しました。
神出市長は「観光協会を中心に素晴らしい曲を作ってくれた。海南市もバックアップしたい」と喜びを語りました。
観光協会お菓子部会の野田智也(のだ・ともや)部会長は「これから市内の子ども達やお年寄りまで、皆さんにこの歌を広めたい」と抱負を語りました。
CDは、海南市教育委員会を通じて、市内の幼稚園や保育所、こども園、小学校に寄贈されます。そして10月には、海南ノビノスで曲の完成披露会も開かれる予定です。
この曲「しあわせの味」は、あす(27日)午前0時から、音楽配信サービスでの配信も始まります。