太平洋岸自転車道を和歌山市民ら2人が走破
2021年08月15日 18時30分
千葉県銚子市から和歌山市まで、1400キロあまりに及ぶ「太平洋岸自転車道」を和歌山市民ら2人が、9日間で走破し、きょう(15日)午後、終点となる加太淡嶋(かだあわしま)神社前広場に到着し、仲間たちに拍手で迎えられました。
走破したのは、サイクリストで和歌山サイクルプロジェクトの西林孝紘(にしばやし・たかひろ)さんとゴンザさんで、今月(8月)7日に、太平洋自転車道の起点、千葉県銚子市を出発し、神奈川、静岡、愛知、三重の各県を経て、和歌山県に入り、9日めのきょう午後3時すぎ、終点の和歌山市加太に到着、1487キロを走り切りました。
記念モニュメント前で行われた式典では、和歌山市の尾花正啓(おばな・まさひろ)市長が2人に感謝状を贈ったあと「お疲れさまでした。太平洋岸自転車道は、5月31日に、ナショナルサイクルルートに選定されました。これからは、サイクルツアーなどで沿線各地の皆さんと交流を深め、自転車道の魅力を発信していきたい」と話しました。
西林さんらは、「9日間の行程のうち、7日間は大雨に見舞われ、苦労したが、行く先々で、交流も広がり、成果があった」と話していました。