和歌山県はきょう（１４日）未就学児から９０代までの男女４０人が新型コロナウイルスに感染したことを確認しました。県内で２日連続４０人の感染確認は初めてです。

県によりますと保健所別の感染者数は、和歌山市が１７人、橋本保健所管内と大阪から観光に来た家族と東京からの帰省者の県外在住者がそれぞれ５人、御坊と田辺保健所管内がそれぞれ３人、海南、岩出、新宮の保健所がそれぞれ２人、湯浅保健所管内が１人となっています。すべての保健所管内での感染確認は今年５月２１日以来８５日ぶりです。

いずれの感染者も無症状か症状が安定している人です。

きょう（１４日）は２８人が退院したため、入院している人は２３８人です。

県福祉保健部の野尻孝子技監は、県外の人と接触したり、県外からの観光、帰省した人の感染で、宿泊施設やタクシー、飲食店、店舗の関係者などへの二次的な感染の広がりがあるとして県民に感染予防を呼び掛けています。

また、感染力が強いデルタ株感染の疑いがある人の割合が増えているとして、家族内感染にもさらに注意してほしいとしています。