和歌山県警察官を書類送検、盗撮目的で女性にスマホか
2021年08月12日 18時38分
ことし(2021年)4月、盗撮目的で女性のスカート内にスマートフォンを向けたとして、警視庁はきょう(8/12)、東京都迷惑防止条例違反の疑いで、和歌山県警察本部・捜査一課に所属する35歳の男性巡査部長を書類送検しました。
捜査関係者によりますと、この男性巡査部長は、「紀州のドン・ファン」を呼ばれた田辺市の資産家、故・野崎幸助(のざき・こうすけ)さん殺害事件の捜査で東京に出張していたとみられ、当時は勤務時間外で、酒を飲んでいたということです。
書類送検の容疑は、4月18日の午後9時過ぎ、東京都大田区の京浜急行天空橋駅のエスカレーターで、女性のスカート内にスマートフォンを向けた疑いです。
男性の巡査部長は、女性がスマホに気づいたため、もみ合いになって転倒させ、擦り傷を負わせたとして、先月(7月)28日、傷害容疑で警視庁に逮捕され、調べに対し、「盗撮しようとして気付かれトラブルになった。データは消した」と供述していました。