桂枝曾丸さんCD「和歌山弁落語集6」あす(3日)発売
2021年08月02日 14時40分
和歌山市出身の落語家で、和歌山放送ラジオのパーソナリティとしてもおなじみの桂枝曾丸(かつら・しそまる)さんによる、和歌山の方言で語る創作落語を集めたCDの最新版が、あす(3日)発売されます。
枝曾丸さんは、1968年・和歌山市の出身で、県立和歌山西高校を卒業後の1987年、先代(五代目)の桂文枝(かつら・ぶんし)さんに入門し、1998年に二代目・桂枝曾丸を襲名後は、同郷の漫画家・マエオカテツヤさんと共同で、和歌山の古い方言を語る2人の中高年女性による丁々発止の痛快な会話が飛び交う「和歌山弁落語」を創作しました。以降、地元・和歌山で開く独演会では、枝曾丸さんが女性のかつらをかぶった「和歌山のおばちゃん」に変身して和歌山弁落語を披露するスタイルが定着し、根強い人気を博しています。
今回で6枚目となる和歌山弁落語のCDには、主人公のおばちゃんが、ある日突然、予知能力を手に入れて町内の評判となる噺「おばちゃん様さま」など、直近に和歌山市民会館で開かれた独演会から3話が収録されています。
枝曾丸さんは「地元の人や和歌山出身の人に、笑いでふるさとを感じてもらえたら」と話しています。
「和歌山弁落語集6」のCDは、あすから、県内の主なCD店や、休暇村紀州加太(かだ)、黒潮市場、東京のわかやま紀州館などで税込み2千円で販売されるほか、枝曾丸さんの事務所のウェブサイトから通信販売でも購入できます。