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わかやま歴史館 夏の企画展示開催中

2021年07月23日 16時19分

歴史・文化

和歌山城にあるわかやま歴史館では、いま、夏の企画展示「一位老公 徳川治宝(とくがわ・はるとみ)~和歌山に残る治宝の足跡~」が開催されています。

この企画展は、今年の秋に行われる紀の国わかやま文化祭2021の開催と紀州藩10代藩主の・徳川治宝生誕250周年を記念して行われるものです。

64歳で隠居生活に入った徳川治宝は、茶道や雅楽などの芸術文化の才能を開花させ、和歌山の文化振興に大きな足跡を残したことから「数寄(すき)の殿様」と呼ばれています。また、御三家で唯一、生前に朝廷から「従一位」という高位を与えられた稀有な人物でもあります。

今回の企画展では、直筆の書「功徳聚(くどくじゅ)」など、徳川治宝ゆかりの史料の展示を通して、これまで語られてきた文化と政治における活躍とは違った面にスポットを当て、和歌山の寺社や町に今も残る治宝の足跡を紹介します。

夏の企画展示「一位老公 徳川治宝~和歌山に残る治宝の足跡~」は、来月(8月)31日まで、わかやま歴史館2階の歴史展示室で開催されます。

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