【新型コロナ】あらたに8人感染確認
2021年07月21日 18時52分
和歌山県は、きょう(21日)あらたに、県内で10代から60代の男女あわせて8人が、新型コロナウイルスに感染したことを確認したと発表しました。
県内の感染者の累計は、死亡した49人を含め2759人となりました。保健所別の内訳は、和歌山市が5人、岩出と橋本がそれぞれ1人、残る1人は大阪府です。
県によりますと、感染がわかった8人のうち、和歌山市の20代の女性会社員1人はすでに感染が確認された人の知人で、そのほかは殆どが大阪府や兵庫県に通勤や出張をしている人々です。
このうち、大阪府在住の20代の男性会社員は、出張で和歌山県を訪れた際に体調不良を起こし、県内の医療機関で検査した結果、陽性が確認されました。
岩出保健所管内の10代の男子大学生は、大阪府在住の室内スポーツ部のメンバー1人が感染したため検査したところ、陽性となりました。
なお、大阪府在住で府内に勤務する30代の男性会社員は、大阪府内で体調不良を起こし府内の医療機関で検査を受けたあと、結果が出るまでの間に出張で和歌山県を訪れ、県内の医療機関に入院していますが、大阪府での感染とみなされたため、和歌山県内の感染者には含まれません。
県内で人口10万人あたりの直近の感染者数は、和歌山市が8・4人、県全体が4・7人となっています。また、きょうは4人が退院し、現在入院しているのは44人です。
一方、これまでの感染者うち、あらたに2人が変異ウイルスへの感染だったことが判明し、県内の変異ウイルス感染者の累計は886人となりました。