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東京五輪代表・南出選手 後輩から母へ応援の寄せ書き

2021年07月19日 20時20分

スポーツ社会

東京オリンピックに男子マラソンスイミングの日本代表として出場する海南市出身の南出大伸(みなみで・たいしん)選手を応援しようと、母校の小中学生から、南出選手の母親にきょう(7/19)、在校生全員が寄せ書きした日の丸が贈られました。

中学校の生徒会の代表から寄せ書きを受け取る母・美枝さん

海南市出身で25歳の南出選手は、市立の巽幼稚園、巽小学校、それに巽中学校を卒業していて、南出選手のオリンピック出場が決まった後、先輩を応援しようと、小中学校のすべての児童・生徒537人をはじめ幼稚園児も含めて、今月初めから2枚の日の丸の旗に寄せ書きをしてきました。そして、きょう午後、海南市重根の市立巽小学校で小学校の児童会と中学校の生徒会から南出選手の母・美枝(みえ)さん55歳にそれぞれ日の丸の寄せ書きが手渡されました。

寄せ書きを見つめる美枝さん

寄せ書きを贈った児童会のメンバーは、「ケガをせずにベストを尽くしてほしい、金メダルをとってほしい、という思いで寄せ書きしました」「オリンピック出場が決まった時には、ほかの学校の子に自慢したいくらいうれしかった。私もバスケットボールで全国大会に出られるよう頑張りたい」と話していました。

受け取った母・美枝さんは「お風呂で何度も開店するなど水が大好きだったので、水泳を習わせてきて、プールの送り迎えなど二人三脚であきらめずに頑張ってきてよかったです。息子も寄せ書きの重みを感じていると思うので、この重みを力に変えて、精一杯努力して後悔のないよう頑張ってほしい」と話しました。

寄せ書きされた日の丸は、今月25日に三重県で開かれるオリンピック前の大会の会場で本人に届けられるということです。

10キロメートルを泳ぐ東京オリンピックの男子マラソンスイミングは、来月(8月)5日に東京のお台場海浜公園で行われます。

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