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高校野球県大会星林、初芝橋本、耐久勝ち進む

2021年07月17日 19時32分

スポーツ

和歌山市の紀三井寺公園野球場で行われている全国高校野球選手権和歌山大会は
きょう(17日)大会9日目の3試合が行われ星林、初芝橋本、耐久がそれぞれ勝ちました。第1試合、星林対橋本の試合は3点を追う橋本が2回裏2者が凡退してツーアウトランナーなしからフォアボールとデッドボールで
2塁・1塁として8番・大谷(おおたに)、9番・途中出場の山田(やまだ)の
連続タイムリーで3点を挙げ、同点に追いつきました。
これに対して星林は3回表、7番・キャプテン湯浅(ゆあさ)のタイムリーで勝ち越し、4回表にも3本のツーベースにスクイズも絡めて4点を追加して、ゲームの主導権を握りました。

星林は6回表にも3点を追加、守っては2回途中からマウンドに上がった
背番号9を付けた2年生の榎本(えのもと)が6回まで得点を許さず、
 7回も背番号10を付けた1年生の安永(やすなが)がランナーを2人出しながらも無得点に抑え、11対3の7回コールドで橋本を破りました。
 勝った星林は大会11日目、日程が順調に進めば19日の第3試合でシード校の智辯和歌山と対戦します。

第2試合の初芝橋本対神島の試合は、1回表、初芝橋本は、神島の先発・エース
笠松子龍(かさまつ・しりゅう)の立ち上がりを攻めてワンアウトから3番・川端(かわわばた)のセンターの頭上を越えるタイムリーツーベースで1点を先制しました。フォアボールを挟んで5番・馬場井(ばばい)の右中間を破る
 タイムリーツーベースでさらに1点を追加しました。2回表にも4番・井谷(いたに)の犠牲フライで1点を追加し、3対0とリードを奪いました。これに対して神島は2回裏、初芝橋本の先発・背番号18を付けた2年生のサウスポー・松波(まつなみ)に対して4番・宮崎(みやざき)の大会6号となるレフトへのホームランで1点を返し、7回裏に1点、最終回にも1点を返して粘りを見せますが、逆に初芝橋本は9回に3点を追加し、6対3で初芝橋本が神島を破りました。勝った初芝橋本は、大会12日目、日程が順調に進めば21日の第1試合で和歌山工業と対戦します。

第3試合耐久対紀央館の試合は、耐久が2回表、制球に苦しむ紀央館の先発・エースの見﨑(けんざき)からデッドボールと2つのフォアボールでツーアウト満塁とし、ラストバッター・石井(いしい)も押し出しのデッドボールとなり
ノーヒットで1点を先制しました。
4回表もヒットと2つのフォアボールでワンアウト満塁として2番・中澤(なかざわ)のタイムリーヒットや相手守備の乱れから3点を追加しました。耐久は6回、7回にも打線が爆発して7点を挙げました。紀央館も6回裏に3点を返しましたが反撃及ばず、結局、耐久は紀央館が繰り出す4人の投手から
13安打、11四死球で11点を奪って7回コールド勝ちを収めました。勝った耐久は大会12日目の第2試合で桐蔭と対戦します。

大会10日目のあす(18日)は第1試合 串本古座対田辺工業、第2試合 日高対日高中津、第3試合 高野山対笠田の3つの試合を和歌山市の紀三井寺公園野球場からラジオで実況中継します。

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