「福祉・介護・保育の就職フェア」和歌山市で開催
2021年07月03日 18時32分
和歌山県内の福祉関係の仕事に関心がある人に向けた就職相談会「福祉・介護・保育の就職フェアわかやま」が、きょう(3日)、和歌山市の和歌山ビッグ愛1階・大ホールで開かれました。
これは、福祉や介護の人材を確保しようと、県・社会福祉協議会などが年3回、和歌山市内で開いているものです。
今年度第1回目となる今回は、特別養護老人ホームやこども園などを運営する県内32の法人がオンラインで参加し、会場を訪れた人たちとパソコンを通じて個別面談が行われました。自宅からオンラインで面談に参加した人もいます。
和歌山市から参加した女性は、「気になる会社があったので参加しました。オンライン面談は初めてなので、まだ慣れないです」と話していました。
また、県・社会福祉協議会の川口博之センター所長は「福祉・介護・保育の分野は慢性的な人材不足が続いています。この業界の仕事の魅力が少しでも伝わる場となれば」と話していました。
就職フェアでは、オンラインでの個別面談に先立って、求人票の見方のポイントを解説する就職セミナーが開かれたほか、資格の取得など福祉に関連するさまざまな相談に応じるコーナーも設けられました。
今回参加した32法人の求人数は合計221人となっていて、そのうち介護職が128人とおよそ6割を占めています。
次回は、11月に開催予定だということです。
また、県・社会福祉協議会ではイベント以外でも、福祉・介護・保育の仕事を専門とした職業の紹介をはじめ、職場体験や資格取得を支援する研修なども行っているということです。
詳しくは、県・福祉人材センター「ハートワーク」のホームページをご確認下さい。