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【新型コロナ】ワクチン職域接種、島精機製作所でも開始

2021年06月28日 20時13分

社会福祉・医療

新型コロナウイルスワクチンの職域接種が始まる中、和歌山市の島精機製作所では、きょう(6/28)からすべての社員とその家族、関係会社や取引先などを対象にした接種が始まりました。

接種を受ける島精機の社員(2021年6月28日・島精機本社)

新型コロナウイルスのワクチン接種は、今月(6月)21日から全国の企業や大学など千人以上の職域単位でも行われていて、和歌山県内では、18の企業や団体が国に申請しています。

県内に本社のある企業では唯一、職域接種を行う和歌山市坂田の島精機製作所では、会社の産業医1人に加えて、和歌山県医師会から医師と看護師の派遣を受け、最大4千人分の接種体制を確保しました。

接種の対象は、島精機と関係会社の社員あわせて1700人とその家族、それに協力関係会社や取引先の社員で、きょうから2週間かけて1回目の接種が行われます。

受付の様子

接種会場は、島精機本社1階のハイビジョンホールで、初日のきょう、接種を希望する人が、受付を済ませたあと検温し、予診票の確認や医師による問診を経て接種を受け、15分から30分程度、会場に待機して体調に変化がないか確認していました。

検温を受ける社員

接種を受けた人は、「妻と一緒に接種しました。いち早く打てて安心感につながるので、会社が接種の機会を設けてくれてありがたい」「接種を受けておいた方が、今後、外に出やすくなると思うので、早く打てて良かったです」「2回打つことで、誰にもうつさず、うつらないようになればいいし、感染しても重症化しないようになれれば」と話していました。

島精機製作所での職域接種をとりまとめる総務人事部・人事グループの池邉亮一(いけべ・りょういち)係長は、「社員とその家族が、少しでも早くコロナの不安を払しょくできるように職域接種を計画しました。あす以降、細かい改善をしながら、順調に進めていきたい」と話していました。

島精機製作所では、来月(7月)26日から2回目の接種を行うことにしています。

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