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JR西日本「WEST EXPRESS 銀河」おもてなしの詳細発表

2021年06月24日 19時16分

イベント交通経済

JR西日本・和歌山支社は、来月(7月)から12月まで紀南地方を運行する観光特急「WEST EXPRESS(ウェスト・エクスプレス) 銀河」のおもてなしの詳細を、きょう(24日)明らかにしました。

7月16日から紀南に乗り入れる「WEST WEXPRESS 銀河」

WEST EXPRESS 銀河は、JR西日本が「気軽に鉄道の旅を楽しめる列車」として2019年から運行している昼夜兼用の観光特急で、通常の座席のほか、靴を脱いで足を伸ばせるスペースや、女性専用車両、車窓をゆったり楽しめるフリースペースなど、快適な居住空間が特徴です。これまでに京阪神と山陽・山陰方面の間で運行され、乗車券付きのパックツアーがすぐに完売するほどの人気列車となりました。

途中駅で販売予定の特産品

来月16日から12月22日にかけて、紀南エリアに初めて乗り入れることになり、京都・新大阪から、紀勢線の白浜や串本を経由して、新宮までの間を往復します。

オリジナルマップをPRする和歌山大学の学生

きょう、おもてなしの詳細が発表され、和歌山県と紀南の7つの市町村、南紀ジオパーク推進協議会などがタイアップして、途中停車駅で下車してのミニツアーや特産品の販売などが行われるほか、期間中開催される「紀の国わかやま文化祭2021」とのタイアップ企画、それに和歌山大学の学生によるマップの作成や、オンラインでの紀南の魅力紹介企画なども行われます。

銀河オリジナルグッズの数々

このほか、和歌山・海南・紀伊田辺などの駅で紀州ヒノキコースターやマスクなど、銀河オリジナルグッズも販売されます。

JR西日本・和歌山営業部の上段部長

JR西日本・和歌山営業部の上段貴司(うえだん・たかし)部長は「地元の多大な協力に大変感謝している。紀南の魅力ある観光地を銀河で巡って欲しい」と話しています。

JR西日本では、新型コロナウイルス対策として定員を6割に減らして乗車券を販売していますが、7月分は定員の最大19倍の申込みがあったということです。現在、9月分のパックツアーの申し込み受け付けが日本旅行のウェブサイトで行われています。

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